双石山(ぼろいしやま) 宮崎県宮崎市 標高:509m

山情報

宮崎市民に最も親しまれている山、双石山(ぼろいしやま) 標高509m

写真:針の耳神社 撮影:宮崎店 中野


宮崎市中心部から車で30分程度の場所に位置する双石山は、とくそ山系という山系に座しています。
この山は標高は500mほどしかない低山ですが、加江田渓谷の旧トロッコ道の「遊歩道歩き」から、「尾根コース」「奥の院コース」に代表されるような岩稜歩き、道なき道を歩く読図登山などと、初心者から健脚の方まで楽しめる多くのルートを持った山です。
多くの方が、頻繁に健康の為やトレーニングの為と、毎日のように老若男女のハイカーが山を楽しんでいます。
宮崎市の登山愛好家・ハイカーの方で双石山を知らないと言ってしまったら「もぐり」と言われても仕方がない。と言っても過言ではない宮崎市のポピュラーな山です。

登山に適したシーズン

双石山は、九州の宮崎県という南国の低山ですので冬でも雪は降らず、元日の御来光登山から始まり、一年間を通してハイキングを楽しむことが出来ます。花を観賞する山としては圧巻というほどの花ではなく、少々の寂しさもありますが、冬には「サツマイナモリ」、春は「ミツバツツジ」、夏には「ギョリンソウ」、晩秋の「ヤッコソウ」と一年を通して花を楽しむことが出来ます。

双石山の魅力

ぼろぼろと崩れるという意味から「ボロイシヤマ」と呼ばれる山であり、ご神体である「針ノ耳神社」という場所周辺に存在する奇岩の数々がとても印象的です。また、かつては宮崎市のクライマーのメッカでもあった「象の墓場」と呼ばれる岩壁に囲まれた空間、磨崖仏の掘られた「奥の院」と呼ばれる神秘的な祠と低山ながらに見所を多く持つ山です。
登山道も、急な岩場やアップダウンの多い尾根歩きと非常に変化に富んでおり、短い時間で楽しむ日帰りハイキングから、一日中山の中を歩くロングコースを楽しんだり、気分によって様々なプランを立てられる山です。

宮崎市街や海を眺めることが出来る眺望ポイント

双石山には複数の展望ポイントが設けられ、宮崎市方面の街並みや、天候の良い時は海までを眺めることが出来ます。海と山に囲まれた宮崎県ならではの展望を楽しみながら、のんびりと休憩をとって、ゆっくりとした素敵な時間を過ごせるのも、この山の魅力です。

双石山の注意事項

■道迷いの多い山です
市街地から近く、低山で多くの方が登っているから。と油断してはいけません。双石山は多くのルートが存在しており、場所によっては標識が少なかったりと、道迷いの多く発生する山です。そのため、事前にしっかりとルートを確認して、低山だと油断せずに、初めての方は経験者の方と歩きましょう。

■夏は虫に注意
梅雨から先の夏までの期間、ブヨなどの虫が多く、虫除けネットや防虫スプレーをはじめとした対策を取られると、嫌な虫に悩まされることがありません。

スタッフオススメの初心者向けルート

双石山の魅力を満喫するのであれば、小谷登山口・・・針ノ耳神社・・・大岩展望台・・・第二展望台・・・山小屋・・・山頂というコースで、登りにかかる時間は平均して2時間程度。双石山の魅力が凝縮されたオススメルートです。

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双石山

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